肩こりのメカニズム
「肩こり」はほとんどの人が経験した事のある症状ではないでしょうか。「肩こり」とは病名ではなく症状です。
また明確な定義があるわけではなく、人それぞれが独自に自分に起こっている症状を表現しています。
「凝り」「張り」「重だるさ」「こわばり」「つっぱり感」「痛い感じ」「違和感」などで表現される事が多いです。
肩こりに一番関係する筋肉は、首の後ろから肩〜背中にかけての筋肉で「僧帽筋」と呼ばれている筋肉です。
その他、もっと深い位置に「肩甲挙筋」や「頭・頚板状筋」などがあり、これらの筋肉が重さ5〜6キロの頭を支えています。
重たい頭を支え、腕を動かしたりする際にも筋肉を使いますので、常に筋肉は緊張しています。筋肉は緊張し疲れて硬くなります。
硬くなると筋肉内を通っている血管を圧迫して血液の循環が悪くなり筋肉に十分な栄養がいきわたらず筋肉疲労がたまります。
筋肉疲労がたまることでますます筋肉が硬くなり肩こりを起こします。また、筋肉が硬くなり抹消神経を障害ししびれや痛みも起こります。
肩こり分類
1)原因不明のもの
・精神的なストレス
・悪い姿勢(頚椎、腰椎、骨盤のズレ)
・目の疲れ
・運動不足(筋力低下)
2)整形外科的疾患のもの
・変形性頸椎症
・頸椎椎間板ヘルニア
・頚肩腕症候群
・肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)
3)その他の疾患によるもの
・高血圧症
・狭心症
・貧血
・更年期障害
・うつ病
肩こりの原因は不明の事が多く、そのほとんどが悪い姿勢や運動不足が原因ですが、中には重大な病気が原因で肩こりが起こっている場合もあります。
原因不明の「肩こり」では、肩こり以外の症状はありませんが、病気が元で起こっている肩こりの場合は、肩こり以外にそれぞれ特有の症状を合わせてもっています。
たかが「肩こり」と放置せず、当院へお気軽にご相談ください。

