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捻挫とは

 関節に外力が加わり、正常範囲以上の運動を強制され一時的に関節面の解剖学的位置関係が非生理的になるが、再び元の位置にもどった

   状態をいいます。

 この際、関節包、靭帯などの関節支持組織の伸張、さらには断裂が起こります。

 

 とくに足関節、指関節、膝関節に多くみられますが、人体のあらゆる関節にその症状は発生します。

 

  *軽症

      靭帯が伸ばされて、その一部が切れてしまった状態

      一過性の部分的な痛みがあり、腫れも小さく、ダメージを受けた方向に靭帯を伸ばすと痛みを感じる程度

 

  *中症

      靭帯や関節包が、不完全に断裂(全部は切れていない)した状態

      連続的な強い痛みがあり、腫れが大きく、内出血もあり、関節内に血液が溜まる場合もある

      詳しく検査を行う必要あり

 

  *重症

      靭帯や関節包が完全に切れてしまった状態

      痛みや腫れ、内出血が激しく、不安定感を伴う

      詳しく検査を行う必要あり

      スポーツ選手など状態によっては靭帯再建手術が行われる

 

 

自己判断せず、必ず専門家の意見を聞きましょう。

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