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打撲とは

 直達外力により結合組織や毛細血管の挫滅のために出血し、結合織間に血腫ができて漿液が浸潤、貯留するために疼痛が発生するこ

   とをいいます。

 いわゆる打ち身のことです。

 特に関節周囲の打撲では、関節運動のたびに傷ついた組織が動き、同じ程度の関節周囲以外の打撲と比較して、通常よりも多くの内

   出血や腫れが起こります。

 その出血した血液が線維化していく過程で、関節組織が部分的に癒着したり、しこり状の瘢痕組織が関節機能を司る組織の運動を妨

   害することにより、関節拘縮を生じさせます。

 関節拘縮を起こすと完治するのに長期間の施術が必要となりますし、場合によっては後遺症として関節拘縮が完全に治らないままの

   状態で固まってしまうこともあります。

 

 自己判断せず、必ず専門家の意見を聞きましょう。

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