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テニス肘
テニス肘の主な発生原因は、オーバーユースによるものです。
一日の練習量・時間が増大するにつれて、テニス肘の発生率は増大します。
テニス肘は内側、外側の二つの型に分けられます。
外側型が最も多く、バックハンドストロークによって発生するもので、テニス初・中級者に多くみられます。
また内側型は熟練者に多く、フォアハンドストロークやサービスによって発生します。
症状は初期にはバックハンドストロークを打つときのみに、上腕骨外側上顆に痛みが徐々に出現します。
進行するとフォアハンドストローク、サービス、スマッシュ、ボレーなどで疼痛が倍増し、ラケットを握ることも不可能になります。
練習前後に、肘のみならず肩から手関節、指までの屈伸や前腕の回旋ストレッチが有用です。
日常生活では、お茶をつぐとき、コーヒーカップを持つとき、タオルやぞうきんを絞るとき、ドアのノブを回すとき、洗い物をすると
きなど、手関節を背屈することにより疼痛が出現します。
また外側型はテニスと無関係に、日常生活のなかで発生することも多く、この場合は加齢による筋肉の退行変性が原因となります。
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