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膝十字靭帯損傷
膝十字靱帯とは膝関節の中にある関節内靱帯(前十字靱帯・後十字靱帯)のことです。
前十字靱帯は脛骨の前方への動きを、後十字靱帯は脛骨の後方への動きを制限しています。
損傷すると関節部が不安定となり、引き出し症状や膝崩れ症状が見られたりします。
前十字靱帯損傷は、スポーツで多くみられ、コンタクトスポーツなどでの衝突や、バスケットボールなどのジャンプ・ストップ・方向
転換など急な動きの多いスポーツでみられます。
後十字靱帯損傷は、膝関節の過伸展、過屈曲の強制や、交通事故、スポーツなどで膝下部分を強く打つなどの接触損傷で多く見られま
す。
靱帯断裂はスポーツ障害のなかで最も重症度が高く、選手生命を左右することがあります。
靭帯を断裂した場合、手術法を選択しても予後は必ずしも良好といえず、経過が長期化して治療に難渋する場合もあります。。
症状は外傷により突然発症する痛み、膝関節運動の障害、関節の腫張や血腫、膝崩れ現象が出現します。
2~3週しても痛みが継続する場合は、半月板損傷の合併を疑います。
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